トライアル&エラーを成功させる3つのコツ

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経営革新はトライアル&エラーで

経営革新とは難しいものです。最初の難関はその取り組みを軌道に乗せることです。向かうべき方向性、その根拠、そのための方法論、マイルストーンの設定や具体的な計画。どれ一つとっても容易に決めれることはでありません。

容易ではありませんから、一発で成功!とはなりません。トライアル&エラー(試行錯誤)するしかありません。

机上で生み出したことは、トライアルのための最初のベースライン(基準軸)にはなり得ますが、絶対的なものにはなりません。現実の世界は複雑です。エラーを前提にトライアル&エラーを繰り返し研ぎ澄ましていきます。

誰だって失敗したくない

その「トライアル&エラーを繰り返し行う」ためには、社員のコミットメント(関与)が必要となります。人間誰しもうまくいかないと、眼を背けたり投げ出したくなります。また、うまくいかないことが続くとダメージを受けます。「ああ、もうダメだ」「どうせうまくいくわけないんだ」と。

経営革新はそもそもハードルが高い取り組みです。ですから、できるだけ失敗したくないと思う人は、そのような取り組みから距離を置きます。黙って距離を置く人もいれば、積極的に反論してくる人もいます。

トライアル&エラーが怖い理由

「トライアル&エラー」を前提とした取り組みですので、エラー(失敗)することは折込済みなのですが、わかっていてもツライものです。

しかし、本当にツライのは「一体いつまで失敗し続ければいいかわからない」という状態です。いつまで続くのか、いつまで続けられるのか。それがわからないトライアル&エラーはつらいものです。

例えば「あと5回」とわかっていれば耐えれるものも、先が見えないと耐えれなくなります。

トライアル&エラーを成功させる3つのコツ

トライアル&エラーを成功させるには3つのコツがあります。

  1. できない理由を全部吐き出す
  2. 何を試すか決める
  3. 撤退基準を決める

順にみていきましょう。

1.できない理由を全部吐き出す

新たな取り組みは誰もが不安に思います。「どうせ○○だからできるわけない」という具合に、取り組みに対する反対論はたくさんでてきます。人間はできない理由を述べさせたら天才的です。ああだからできない、こうだからできない。淀みなくでてきます。

できない理由は全て吐き出してもらいます。できればホワイトボードや大きな模造紙に書いてもらいます。

できない理由には、単なる推測にすぎないものから、的を射ているものまで様々でしょう。

単なる推測ならそのウラをとればいいし、ウラをとるのが難しければトライアル&エラーで検証します。的を射ているのであれば取り組むにあたり、対応策を講じたり取り組みの一部を見直します。

できない理由とその対応策を共有すると、反対していた人からも納得と理解を得られやすくなります。

2.何を試すか決める

トライアル&エラーとは言え、人も資金も時間も限られています。何を試して何を試さないのかを決めてかからなければなりません。でないと「いろいろやったけど結局何がわかったのかわからない」となってしまいます。これでは何も得るものがありません。これが本当の意味での「失敗」です。

ですので、何を試して何を試さないのか、どうやって試すのか、どういう結果を期待しているのか?をきちんと考えておく必要があります。トライアル&エラ-は「ドンマイ(Don’t mind、気にするな)」のような気休めの言葉ではありません。

3.撤退基準(および方向転換の基準)を決める

何をどこまで試すのかが明確になれば、自ずと撤退基準や方向転換の基準が見えてきます。これを暗黙のルールとせずに明示します。

この基準が明確になっていると、トライアル&エラー中も闇雲に不安になったり疲弊したりはしません。先がみえていると人間、耐えれるものです。

ネガティブワードも捉え方次第

何かに取り組む時「できない理由」に代表されるネガティブワードは、その取り組みの推進者から嫌われます。「始める前からそんなこと言ってどうする!」というヤツです。

確かにポジティブワードはパワーにあふれ、新しいことに取り組むときは頼りになります。それに比べてネガティブワードはやる気を殺(そ)いでばかりです。

しかしそれも捉え方次第です。ネガティブワードを全てクリアできれば成功へと近づく、と考えるのです。捉え方を変えればリスクマネジメントのためのキーワードとなり得るのです。

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