【Disc】A Reality Tour/デヴィッド・ボウイ

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デヴィッド・ボウイが亡くなってから丸2年が経過してしまった。訃報を聞いたときはそりゃあショックでした。何せ中学生の頃から30年近く聴いていたわけですから。亡くなった当時は、みんな(といってもネット上のみんな。身近な人でボウイロスに陥っている人はいなかった)気が動転していて、ボウイは星(ラストアルバム★ Black Starにかけている)になったとか、宇宙に帰った(1974年の超名盤Ziggy Stardustの設定にちなんでいる)とかいろいろ言ってました。そういうことでもいわなきゃ、何か落ち着かないムードがあの時、確かにありました。

そんなボウイロスからも立ち直った現在。友人から「ボウイのアルバムから1枚オススメを教えてくれ」と言われました。さて困った。贔屓のミュージシャンがいる人なら一度は体験するアレです。

これまでの経験から言えるのは、「選ぶなら自分で調べて選ぶべし」ということです。自分で調べてジャケットを眺めて曲名を味わって、どんな音楽体験が待っているか想像し、悩んで悩んで悩んだ末に選んだアルバムであるなら、たとえイマイチな内容であっても愛着がわくってものです。

選ぶまでの時間がコスト(サンクコスト)となり、それだけのコストをかけて選んだのだからよくないはずがないというバイアスが働いているんだとは思うのですが、私たちの世代のアルバム選びとはそういうものだった気がしますYoutubeやSpotifyでさくっと視聴できたりしませんでしたからね。アルバム選びは乾坤一擲の一撃を打ち込むつもりでやってました。

そんなわけで「自分で選ぶべし」と言いたいところですが、実際のところそういうわけにもなかなかいきませんから一枚選んでみました。

こちらです。

A Reality Tour

最後のライブツアーからのライブ音源です。

これを選んだ最大の理由は、大復活前(つまりThe Next Dayをリリースする前)までのオールキャリアからのベストアルバム的選曲になっていることでも、録音がいいことでも演奏がいいことでも、輸入盤だと安価なことでもありません。

Bowieがものすごく音楽を楽しんでいる(ように私には見える)からです。

Bowieがロックに与えた影響とか成し遂げた偉業とか、難しいことを言えばたくさん言えそうですが、亡くなってしまった今、同Tourの映像(こちらはYoutube上で一部視聴できます)を改めて観てみると・・・

なんとも音楽を楽しんでいるではないですか。

このときの音源を真空パックしたライブアルバムが、A Reality Tourです。純粋に音楽を楽しんでいるこの音こそ、Bowieははじめてって人に聴いてほしいな、と思ったのでした。

最後に、この曲を貼っておきます。

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