数字を正しく読み取る3つのテクニック

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多忙を極めるビジネスマンの皆様の元には、報告書など多くの資料が届くことかと思います。その中には、要領を得ない報告書もあろうかと思います。

そんな要領を得ない報告書であっても、そこに記載されている数字はウソをつきません。(もし捏造された数字ならそれは別の問題です。)

下手な文章よりもよほど真実を語ってくれます。しかし真実を語らせるには少々テクニックが必要です。

今回は、数字を正しく読み取るための3つのテクニックをご紹介します。

1.グラフ化する

さっさくみてみましょう。
下の表をみてください。

20140909-01-01

報告書の類には、このような表が記載されているかと思います。一つ一つの数字をよくみてみないとイメージがわきませんね。

グラフ化してみましょう。

20140909-01-02

こうなります。一目瞭然です。注目すべき点やその根拠となる部分に色をつけるなどして目立たせてあげれば、尚よいでしょう。

もちろん、報告書の数字がいつも100%正しいわけではありませんので、その点は注意しましょう。

経営上重要だと思う数字については、経営者自身がデータを触ってグラフ化するのいいと思います。時間はかかりますが、グラフ化の過程でいろいろ見えてきます。

2.タテヨコ比マジックに気をつける

次のグラフをみてください。とある仮想のサービスの利用者数の増加を示すグラフです。

20140909-01-03

最近ちょっと調子がわるそうですが、まぁ、なんだかんだ右肩上がりに見えなくもない・・・そんなグラフです。

20140909-01-04

先ほどと同じデータを使っています。
グラフのタテヨコの比率を変えてみました。後半は利用者の増加がガクっととまっているのがわかります。

どちらが正解という話ではありませんが、見せ方によって印象が異なるという事です。グラフの作り手の恣意性が入っている場合もあります。

似たような話になりますが、3Dグラフにも注意しましょう。これも不要な情報が多くて、正しく把握するのには適していません。

3.スケールをあわせる

グラフ同士を比較するときの注意点です。

20140909-01-05

同じようなグラフですが、よくみると縦軸のスケール(目盛り)が全然違います。

スケールをあわせてみましょう。

20140909-01-06

全然違いますね。

EXCELでグラフを作成すると目盛り(スケール)は自動設定されます。ですので、意識しないとこうなります。グラフ化したことで満足してそこまで気が回らない事が結構あります。

まとめ

グラフ化(可視化)すると数値情報は強力になります。しかし、読み書きを誤るとグラフのパワーは半減するどころか、正しい意思決定の弊害になる場合もあります。報告する人もされる人もグラフの読み書きには注意しましょう。

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