「優秀な人ほど仕事が集中する」はホント!?

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「優秀な人ほど仕事が集中する」と言われますが、それでは「仕事が集中していない人は優秀ではないのか」というと、そんな事はありません。

仕事が集中するのは「優秀だから」ではなく、「割安だから」です。

割安とは「コストの割には得るものが大きい」という意味です。

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フリーランスならともかく、同一社内において「安い、高い」は関係ないだろう・・・と思う方もいるかもしれません。しかしそうではありません。仕事を依頼する際のコストは金銭だけではありません。例えば「依頼のしやすさ」は心理的なコストに関係します。

超優秀な人であっても、めちゃくちゃ目上の人であったり、人あたりが厳しかったり、依頼する場合はかなりキチンとした情報を提供しなければならない・・・となると、どうしてもお願いしづらくなります。

超がつくほどではないにせよ、そこそこ優秀で、年も近く、人あたりもマイルドで、大ざっぱな依頼でもとりあえず受けてくれる人のほうが依頼しやすいのは当然です。

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「いつも私のところに仕事が集中している。これも優秀さの証だ」と思って気分よく仕事するのは構わないのですが、上述した通り「優秀さ」だけが理由ではなく、「割安だ、お得だ」と思われている可能性もありますので、この点は少し意識しておいた方がいいでしょう。

要するに「使い勝手がいい」と思われているのです。

「使い勝手がいい」ということは決して悪いことではありませんが、「使い勝手がいいだけ」の人にならないよう、気を付けてください。

いち会社内という小さな市場における評価は、会社が傾いたり、これまで関与してきた事業環境が変化したり、上役が変わったり、働く相手が変わったりすれば、それだけで評価が激変する可能性があります。

最近のビジネスニュース(東芝やシャープの経営不振、新興企業が仕掛けるITを駆使した全くあたらしいビジネス、TPPなどのマクロ経済環境の変化)を読んでいると、「終身雇用制度なんてもう終わりだな・・・」という事を薄々感じるのではないかと思います。

社内の評価に一喜一憂することなく、会社の外でも通用する「何か」を身に着けることを強くお勧めします。 「仕事が集中しすぎてそれもままならない」というのは非常に危険な状態だと思うべきです。

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