ブルーオーシャンはどこに

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「だぜ」ではなく「かも」

あなたが、「これからの時代、やっぱりビッグデータだぜ、人工知能だぜ」と思った時には、たくさんの人が同じような事を考えていると思ったほうがよいでしょう。既に多くの先行者がいます。

これらの先行者は「先行者利益」を求めて積極的に試行錯誤しているはずです。

あなたが、「これからの時代、もしかするとビッグデータかも、人工知能かも」と思った時には、まだ先を行くものは少ないはずです。ひょっとしたら誰もいないかもしれません。

誰もいないのは、あなたの閃きが素晴らしく、他に誰も思いつかなかったからなのか、単に、的が外れているかのどちらかです。

表面をなぞっても仕方がない

ところで、ブルー・オーシャン市場とニッチ市場は同じ(イコール)ではありませんが、儲かるニッチ市場を開拓(あるいは発見)するのは簡単ではないように、ブルー・オーシャン、つまり「競争相手が(まだ)誰もいない市場」を開拓(あるいは発見)するのも簡単なことではありません。

であるにもかかわらず、毎期毎期、立派なパワーポイントに、ブルー・オーシャンがどうのこうの、ニッチがどうのこうのと書き連ねている資料はたくさんあります。

「グローバル・ニッチ・トップ」という言葉は、知る人ぞ知る(?)大阪の優良企業、日東電工株式会社の登録商標なんですね。「日東電工 グルーバル・ニッチ・トップ」でWeb検索すると、いくつかのインタビュー記事を閲覧することができます。

読んでいただければわかるのですが、掲げた言葉が素晴らしいから業績が素晴らしいというわけではありません。素晴らしい取組を、維持・発展させるための仕掛けのひとつとして「グローバル・ニッチ・トップ」という言葉があるんだと思います。

コマツ製作所の「ダントツ経営」もそうではないでしょうか。先に名があるわけではなく、先に実体(実態)があり、その実体を表す言葉として、スローガンとか標語が生まれたんではないかと思います。

成功読本などの表面上のテクニック(といえないようなもの、まじないの類も含まれていますが)をなぞるだけでは、何も変わらないのと同じで、スローガン、標語、理念、ビジョンを掲げるだけではなんにもなりません。

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