中小企業はIoTをスルーしていいのか

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少し前までビッグデータが流行っておりまして、その次は人工知能や機械学習、それと前後してIoTでしょうか、とにかくそういう最新技術や概念というものは常にどこかで流行っています。

常々感じるのは、中小企業の”置いてけぼり感”です。私の周りの中小企業では、(それなりの規模の企業であるにも関わらず、)未だ社内ネットワークが整備されていなかったり、ファイルサーバーもなかったりします。中小企業の利を生かしてクラウドストレージを使っているのかというとそんなこともありません。(もちろん、積極的に使っている企業さんもありますが)

そういう状況にある中小企業を前に「これからはIoTだ!」と熱弁をふるっても、よほどそういう先進技術かSF的なものに興味がある方でない限りは「はぁ、そうですか。なんだかスゴイデスネ」で終わってしまいます。

実際、この手の最先端技術を実用レベルに落とし込んでいくのは、大企業の役割でもあるとも思っています。

とはいえ、ネットやメディアでのIoTの持ち上げ方に比して、中小企業の「我々には関係ありません」という感じは際立っているな、と思っていました。ここは、やはり割り切って、最新の情報をウォッチしておくに留めるべきなのかとも思ったのですが、どうも違和感が残ります。

闇雲に最新技術や流行のキーワードに飛びついて「これからは○○だ!○○を活用して新規事業を!」なんてするのは愚の骨頂だと思っていますが、だからといって全くのダンマリを決め込むのも、これからの市場を生き抜く上では甘すぎるのではないか?とも思っていました。

そこで、ちょっと調べてみたら、いい記事にぶつかりましたので、紹介したいと思います。東京商工会議所さんの東商ICTスクエアというサイトの記事です。

こちらです。

IoTと中小企業

IoTについてわかりやすく説明してくれているのですが、中小企業がIoTを活用するきっかけとなる情報を提供してくれています。

リンク先の記事を読んでいただくのが一番いいのですが、この記事では比較的安価に入手できるセンサー類を紹介しています。振動センサー、人感センサー、NFC(Near Field Communication)です。

これらを具体的にどう使えばいいか、どのようにビジネスに貢献するかまでは書かれていません(というか、それはこれからの課題であり経営者や我々支援者が考えること)が、今まで見ようとも思わなかった情報が、ちょっとしたコストで正確にわかるようになる可能性があるんだ、ということがわかります。

他にも使えそうなセンサーはあるんだと思いますが、価格とともにこのようなセンサーがあるということを知っておくと、今まで関係ないと思っていたIoT関連記事も身近に感じられるのではないでしょうか。

セレンディピディ(素敵な偶然に出会ったり、予想外のものを発見すると)というと少々大げさですが、アイディアは、このような、一見、自身のビジネスとは関係ないと思っていたような情報の組合せから生まれてきます。

本当に関係ないと思っていることに対して情報感度を高めておくのはしんどいことですが、今回紹介した記事のように少しでも身近に感じることができれば、それもさして苦にはならないのではないでしょうか。

どこにどんなチャンスが転がっているかわかりませんし、どこからどんなアイディアがふってくるかはわかりません。視野を広くし関係ないと思えるような情報に対しても、積極的に興味を見つけ出したいものです。

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