もしも全員がフルスタックエンジニアだったら

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フルなスタックのエンジニア

多能工。今風にいうとフルスタックエンジニアということになるんでしょうか。

フルスタックでないと生き残れないとか、いやそうではないとか、そんなのはケースバイケース(例えば、従事している事業による等)だとか、そもそもフルスタックってなんだ?どこまでが「フル」なんだ?など、様々な議論があります。

どちからといえばこれらはエンジニア個人の視点で語られる事が多いように思いますが、組織サイドからみたときはどうなんでしょう、フルスタックって。

もはやエンジニアではないフルスタックぶり

やはり便利ですよね。なんでもできるわけですから。

アプリつくっといて。もちろんビジネス要件も確認しておいてね。サーバーも増強しといて。水曜の夜はアクセスが集中するから気を付けて監視しておいてね。チームマネジメントのほうはどうだい?問題ないかい?こういう時こそリーダーシップを発揮くれよ。あぁ、それから今期の予算なんだが目標まであと一息だ。商談案件をあと2割は増やさないとな。案を考えといてくれ。

とまぁ、こんな感じでしょうか。フルスタック。

LAMPエンジニア=フルスタックエンジニアなのかもしれませんが、ここはひとつ極端に考えてみます。わかりやすいから。

適当な(適切な)バランス

大ざっぱに言えば、通常、その人の給与というのはその人の能力に左右されます。ですので、単能工より多能工(フルスタックエンジニア)のほうがコストがかかります。

しかしそれでもメリットはある。よし全員フルスタックだ!

しかし、ですよ。

このようなフルスタックなエンジニアをフルに活用できる仕事を用意できるでしょうか?現実的に考えて難しいんではないでしょうか。

こう考えてください。

その辺の企業の社員全員が、ハーバード大やMIT出身のスーパーエリートでなければならないと言っている、と。

全員がフルスタックエンジニアだったとしても持て余してしまうだけです。しかしコストはそれなりにかかる。

・・・

明らかにオーバースペックです。その仕事、その事業に見合った能力とコストというものがあるものです。

必要な能力を必要なだけ、最適なコストで揃えることが肝心なのであって、実際のところ、フルスタックかどうかは割とどうでもいい議論に思えます。

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カテゴリーIT