エンタープライズ・アーキテクチャーのサンプルを使い倒そう

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エンタープライズ・アーキテクチャー

みなさん、エンタープライズアーキテクチャー(EA)をご存知でしょうか。

一頃(10年とちょっと前)流行った概念です。

IT Proの記事によると、

企業全体にわたって業務とシステムの最適化を図る「エンタープライズ・アーキテクチャ(EA)」。

とあります。なんだか凄そうですね。また、同記事には、

EAの起源は,1987年に「IBM Systems Journal」誌で提案された「Zachmanフレームワーク」である。

ともあります。ザックマン・フレームワークという言葉はどこかで聞いたことがある人も多いのではないかと思います。

超上流工程では何を作ればいいのか

今更EAかよ!と思う方もいるかもしれませんが、EAの概念やその利用について書きたいわけではありません。

みなさん、設計書なり仕様書なりをいざ書こうというときに、「はて、具体的にはどんなことを書けばいいんだろう」と躊躇したことはないでしょうか。

特に、超上流工程(システム企画工程や要件定義工程)をやらなきゃならない、といったときに多いのではないでしょうか。

そんなときに、こういったEAのような概念は役にたつのですが、如何せん概念レベルの説明ばかりで抽象的です。

本当のところ、そんな概念レベルの話なんかより、具体的に「何を」「どんな形で」アウトプットすればいいのかを最初に知りたいのではないでしょうか。

欲しいのはサンプル

そこで自社の過去プロジェクトの事例にあたってみたり、ネット上に転がっている情報にあたってみたりするのですが、具体的なサンプルにはなかなか到達しません。

しかし!

なかなか参考になるサイトがありましたので、今回ご紹介したいと思います。

そのサイトは、いわずと知れたIPAのサイトでして、超上流から攻めるIT化の事例集:各社資料一覧というページです。

このページに「C社、EAワークフレーム 」という資料があります。

先ほどざーっと拝見したのですが、これがオーソドックスで硬派でなかなか良い資料なのです。

なによりも具体的なドキュメントフォーマットとサンプルが記載されているのがいい。イメージが湧きやすい。

これさえ押さえればOK!というわけではありませんが、このあたりの領域を不得手としている人にとってはかなり便利な資料ではないかと思います。

大手ITベンダーなどであれば独自の開発標準があるものですが、そうでない場合はとことん利用したほうがいいのではないかと思います。

なんといってもタダですしね。

蛇足

一点、(私の好みの問題ですが)チャチャを入れるとするなら、DMMという手法(成果物?)です。

DMMとはDiamond Mandala Matrixの略でして、縦3、横3の9つのマトリクスの真ん中にターゲットとする業務機能名(ファンクション名)を書き、その周りの8個のセルにサブファンクションを書く、というものです。

機能の洗い出しに使うツールみたいなものですが、なぜ8つなのか?について明確な根拠があるわけでもなく、私なんかからすると「もっともらしく見せるための手法」にしか見えなくてあまり好きではありません。

以上、蛇足でしたね。

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カテゴリーIT