営業利益率とIT投資額

このエントリーをはてなブックマークに追加
Facebook にシェア
Pocket
LINEで送る

IT投資額の目安

IT投資額は多く見ても年商の1%程度と言われています。

投資額の多くは現行システムの維持メンテ費だと言われていますから、このことを勘案すると、IT投資額のうち新規IT投資に回せるお金は半分以下だと仮定してもいいのではないかと思います。

そうすると、年商100億円の企業の場合、新規IT投資額の目安は5,000万円ということになりますが、もし営業利益率が3%なら営業利益は3億円です。営業利益率が10%なら営業利益は10億円です。

中小企業の営業利益率はどれくらい?

中小企業庁の中小企業基本実態調査(2014年)によると、全産業の営業利益率は3.07%となります。業種別にみると、

建設業 3.48%
製造業 3.03%
情報通信業 4.15%
運輸業,郵便業 1.77%
卸売業 1.30%
小売業 2.19%
不動産業,物品賃貸業 10.37%
学術研究,専門・技術サービス業 9.40%
宿泊業,飲食サービス業 5.08%
生活関連サービス業,娯楽業 3.94%
サービス業(他に分類されないもの) 3.28%

となります。

ちなみに法人の場合、従業員規模が小さくなるにつれ営業利益率も悪くなっています。興味がある方は直接、資料にあたってみてください。

ところで、経営を行う上で「営業利益率10%超」というのは、ひとつの大きな目標ではないかと思います。

上述した通り、全産業の営業利益率が3%ということからも、営業利益率10%が簡単な数値ではないことは明白です。

しかし、事業の健全な成長を図っていくのであれば、営業利益率10%を確保した上で新規事業などの投資に回していきたいところです。

以上の数値は単なる目安であり、業界全体に一律に適用できるものではありませんが参考にはなると思います。

このエントリーをはてなブックマークに追加
Facebook にシェア
Pocket
LINEで送る