なぜ「補助金ありき」ではダメなのか

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補助金がそこにある意味

誰かが言ってました(TwitterのTLで眺めただけかもしれない)、「補助金を突っ込まないと振興が望めないような事業は、そもそも事業として無理ゲーである可能性が高い」と。

なぜなら、旨みのある市場であれば国や自治体の補助金などを待たずに、とっとと民間の資金が流入するはずだ、というわけです。

皆が無理ゲーと考えている事業だからといって、成功の見込みのない事業であるとは言えませんが、厳しい事業であることは間違いなさそうです。

尚、本エントリーでは、補助金と助成金は同一のモノとみなし、以下、表現上は「補助金」で統一します。(違いがあったはずですが思い出せません・・・)

計画通りにしか使えないお金

ところで補助金とは、元をたどれば税金です。ゆえにその使途については細かく、「計画した内容通りにお金を使っているか」ということをチェックされます。

補助金事業に応募する際「事業計画と見積り」を提出することが一般的です。行政側はこの「事業計画と見積り」を審査し、その結果で採択の可否(つまり補助金を出すか否か)を判定します。

このようなプロセスがありますので、事業計画から逸脱した部分については補助の対象とはなりません。

つまり、補助金は、「見込みの薄い事業、つまり計画通りには進まないであろう事業において、あらかじめ計画したお金の使い方しかできない」ということです。

リーンスタートアップなどで提唱されているように、仮説立案と検証のサイクルを高速に回しながら事業を形にしていく方法には(全く無理ということもないと思いますが)適していません。

補助金ありきではなく事業ありきで

また、当然のことですが、何かやろうとするときにお金さえあればいいというものではありません。お金以外に人・時間という経営リソースが必要となります。

「見込みの薄い事業」に対し貴重な「人・時間という経営リソース」を投入することになるということです。これではいくら補助金があっても・・・とは思いませんか?

補助金を真っ向否定するわけではありませんが、私は「補助金があろうがなかろうが、やろう!」というような事業がまず先にあり、そこにたまたま補助金が得られる機会があれば補助金を利用する、という程度に留めておくのがよいと考えています。

これが「補助金ありき」ではダメだと考える理由です。

ご参考

中小企業庁 補助金公募案内

補助金・助成金|ミラサポ 未来の企業 応援サイト

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