業務フローの作り方~まずは業務を設計しよう

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業務フローの皮を被ったデータフロー

業務フローは業務システムをつくるときに必要になります。通常、業務システムの導入と供に業務も変えます。新しく設計する業務を「新業務フロー」として文書化します。

ところが「新業務フロー」といいつつも、その実態はデータフローだったり画面遷移だったりします。

むしろ業務の流れを中心に据えて描いた業務フローにはなかなかお目にかかれません。

そらで(記憶だけで)入力する売上入力画面

そんな具合ですから、例えば、入力原票も何もなしに「売上入力」を行えてしまうような業務フローができあがったりします。つまり、そらで(記憶だけで)「売上入力」を行っていることになります。

常識的に考えてそんなことはありえません。何かのタイミングで、どこからか入力原票(売上伝票や作業日報など)を入手しているはずです。

誰が、誰に、何を、どうやって、どういうタイミングで、渡しているのか。渡されたほうはいつ入力するのか。入力したあとの入力原票はどこに保管するのか。

こういう事を設計しなければなりません。

業務ルールはなかなか決まらない

人がやることなので、(できあがったアプリケーションと違って)後からでもどうにでもなると思っているのかもしれません。しかし、どうにでもなる部分もあればそうでない部分もあります。

例えば、部門を跨いで利害関係が生じるようなルール(売上やコストの配賦など)などは決めるのも一苦労です。下手すれば議論を重ねた末、システムのコンセプトから見直しということだってあり得ます。

このようなケースが運用テストフェーズなどで発覚すると、なかなか本稼働に移行できずにユーザーもエンジニアも大変苦労することになります。

ちなみに、このような社内の業務ルールを決めたり統制したりする、”業務部”という部署をもつ企業もあります。

というわけでして、くどいようですが大事なことですので何度でも。業務フローというのなら、業務の流れを書きましょう。

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カテゴリーIT