べからず集の作り方

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べからず集の「べからず」

世の中には「ガイドライン」や「行動指針」というものがある一方で、「べからず集」というものもあります。「あれをしてはならない、これをしてはならない」というヤツです。いわゆるバッドノウハウを集めたものです。

バッドノウハウは「ついついやってしまいがちなこと」を書くから意味があるのであって「当たり前すぎることの裏返し」を書いてもほとんど意味はありません。

例えば「不適切なレビューをしてはならない」とか「会議を形骸化させてはならない」等です。えっ?わざわざそんなことを書いたべからず集なんてあるの?と思うかもしれませんがが、驚くことに、あるんですね、それも以外と多い。

本当に知りたいことは「べからず」ではない

「べからず集」を、現場から離れた部門(本社の管理部門など!)で作ると、だいたい次のようなことになります。

  1. 「やむを得ずやってしまうこと」を「べからず」としてしまう
  2. 対案としての「どうすればうまくいくのか」がない

「やむを得ずやってしまうこと」を禁じても仕方ありません。だってやむを得ないわけですから。好きでやっているわけではないのです。多くの場合、そうしてしまう背景や事情があるはずです。個人の不注意や怠慢による、ということは案外と少ないのではないでしょうか。

みんなが本当に欲しいのは「やってはいけない事は何か」ではなく、「どうすればうまくいくのか」というノウハウです。

どうすれば「やむを得ない」状況に陥らずに済むのか、「やむを得ない」状況に陥ったときどうすればいいのか?を知りたいのです。

冒頭の例で言えば、「どうすれば適切なレビューができるのか」「どうすれば会議は形骸化しないのか」を知りたいのです。

現場を置き去りにした「べからず集」にしない

現場主導の改善活動となれば、おのずと「代案とセット」になります。なにせ自分たちの仕事に直結する話です。あれはダメこれはダメといわれた瞬間に、ではどうすればよいか?を自然と考えてしまいます。

「現場から離れたところ」が悪いと言っているわけではありません。もっと現場を巻き込んで一緒に取り組みましょうよ、という話です。

べからず集ひとつ作るにも、地道に現場に通う努力は必要です。そうすれば、本社や管理部門からは見えてこなかった事が見え始めます。もっと早くから現場に顔を出すべきだった、と思うことでしょう。

参考文献


なんとなく「べからず集」で検索かけてみたらこんな本にヒットしました。

5Sべからず集・・

ものすごく読んでみたいです・・・でも買うのは勇気いります。

 

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“べからず集の作り方” への1件の返信

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