なぜ御社の会議は何も決まらないのか

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水掛け論から抜け出すには

「Aを重視するならこうすべきだが、Bを重視するならこちらの方法でやるべきだ。」という議論はどこででもよくあることです。

「あちらを立てればこちらが立たず」という状態です。「ああでもない、こうでもない」と延々と議論を行いますが、なかなか決着は着きません。

決着がつかない理由は、大抵以下の3つです。

  1. 決定基準がない
  2. 根拠がない
  3. 決定権者がいない

順にみてみましょう。

1.決定基準がない

コストを優先するのか?納期を優先するのか?機能を優先するのか?性能を重視するのか?使いやすさを重視するのか?一体何を優先するのか?

これについて合意が形成されていないまま議論を進めても決まるものも決まりません。

Aさんはコストが増えるからダメだといい、Bさんはその機能は絶対必要だと言って譲りません。

こうなると議論は平行線です。

決定のための基準が必要です。

たとえばこうです。

  • 決定基準:以下、条件1,2を満たす場合に追加開発を行う。
  • 条件1:追加開発のコストが50万円以下
  • 条件2:(要員の追加などなしに)予定納期を超過しないこと

2.決定のための根拠がない

「決定のための根拠がない」とは、上「1.決定基準がない」の説明を例にとると、

  • 追加開発のコストがいくらかわからない(50万円以下かわからない)
  • 予定納期に影響を与えるかどうかわからない

ということです。

決定基準があっても、その基準を満たすかどうかがわからなければ決まるはずもありません。

基準を満たすかがどうかわからない場合は、その場で見積もるか、誰かが見積もることにして仕切り直すかしなければなりません。

3.決定権者がいない

決定基準も決めた。根拠となるデータもはじきだした。しかし「それで行こう!」と言える人がない、という状態です。

決定権者がいなくとも、仮で決めることはできます。

しかし、最終決定のためには決定権者が必要です。このテーマについての決定権は誰にあるのか?は、抑えるべき重要事項です。

何が決まれば決まるのか?

いかがでしょう。こうやって整理するとなんてことはないのですが、議論している最中は、ついつい熱くなりがちです。

そんな時は、一度冷静になって「何が明らかになれば、物事が決まるのか?」を考えることをオススメします。

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